『解体新書』 クルムス著 杉田玄白・前野良沢・中川淳庵・桂川甫周訳 小田野直武画 1774年(安永3)刊国立国会図書館所蔵

『儺の國の星拾遺』,彗星,

解体新書を著した杉田玄白(一七三三~一八一七)の名は翼(よく(*ママ))であった。翼(**)とは鸛(こふのとり)が羽を広げた形であるが(中略)北辰妙見が生命の始元という信仰が現れる以前は、すべて翼が万民の事始めになっていた。解体新書は ...

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『儺の國の星』,『儺の國の星拾遺』,Alkes,彗星,田付星

暗黒の宇宙の彼方から白一条の彗星が大地に近づく。祖先はその白い光が地上の生命の源であったと信じてきた。(『儺の國の星拾遺』 p.50)

彗星が黒い空に白い尾をひくところから、黒と白が象徴的意味合いを持つことになったようだ。 ...

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2021年10月2日『儺の國の星』,『儺の國の星拾遺』,彗星

 暗黒の宇宙の彼方から白一条の彗星が大地に近づく。祖先はその白い光が地上の生命の源であったと信じてきた。天孫降臨の天浮橋(あめのうきはし)の物語はまさにその描写に外ならなかった。

(『儺の國の星拾遺』 p.50)

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