姫古曽神社 (鳥栖市)

いつもと違う道を通ることになって、少し時間もあったので寄り道。
鳥栖市姫方にある姫古曽神社。

「ひめこそ」というのは彗星のことだと『儺の國の星拾遺』にありました。
また「こそ」は敬称だとも。

太宰府から見てこのあたりに彗星が見えたとのことです。
何時の時代の彗星なのでしょうね。

この神社、火災で全焼して社殿が新しくなっていました。

同じく彗星の異名を社名に持つ志登神社も、近年焼けて建て変わっていたことを思いました。
彗星つながりというだけで、全く別の出来事だとはわかっているのですが。

境内の由緒書き。

手水やお潮井台だった石が整理されていました。

幟旗のような雲。

立派なリーフレットと参拝のお札(御朱印)をいただきました。

台風21号で大変な被害が出ていた日のことでした。

    *補足
    〝ひめこそ〟神社は隣の小郡市にもあり、表記は媛社(ひめこそ神社となっています。祭神は、媛社神(ひめこそのかみ織姫神(おりひめのかみ
    織姫が祀られているのは、織物が盛んだった時期があったからではないかと思いました。
    古代に海が入り込んでいたと思われる神社周辺は、海岸線が後退するにつれ干潟から陸地になっていきましたが、塩抜きのため綿花を植えたと言う話が伝わっています。
    綿花を植えたのであれば、当然それを利用して織物を生産したでしょう。
    出雲の木綿街道(宍道湖の一部を埋め立てて米を作るとき塩抜きのため綿花を植えた)や倉敷(干拓した土地に塩分に強い綿花を植えた)もそうですね。

天降神社 (古賀市)

古賀市にある天降神社。

祭神は素盞鳴尊・少彦名命・大己貴命。

宗像・福津方面では、「天降」の名が付く神社に少彦名命がいらっしゃるようです。

これが福岡市西区や糸島方面だと、天降神社の祭神はニニギの命になるのですね。

何がどうなっているのかはわかりませんが、面白いと思いました。

境内から鳥居を振り返ると、参道が続いていて途中で行き止まりになっています。もともとはこの先に社殿があったのだそうです。

鳥居そばに槇(多分)の大木がありました。
きれいでした。


庚申碑かな。

狛犬がかっこよかった。

須多田天降天神社(福津市)

須多田天降(すただあまふり天神社に行きました。
ここは「椅子に座る男子型埴輪片」が出土した古墳があるところです。

須多田天降天神社

古墳であることを示す案内標。
  ↓

古墳を示す標柱

説明板を拡大しました。
  ↓

説明板

祭神は少彦名。
  ↓

神社の由来

そういえばこの神様も舟でやってきたのでした。
(自波穗、乘天之羅摩船而、內剥鵝皮剥爲衣服、有歸來神天乃羅摩船『古事記』)

変わった石が手水になっています。
(お潮井台は見つけることが出来ませんでした。この神社には御潮井の風習はない??)
   ↓

手水

拝殿の奥に墳頂部への階段があります。
   ↓

神殿?

この古墳から欠片が出土したという「椅子に座る男子型埴輪」は福津市歴史資料館で見ることができるそうです。

ただ、本当に残っているのはごく一部で全体像がわかりにくいので、参考に奈良の石見遺跡のものを引用しておきます。
  ↓

花ノ往還より引用)

これは、祭祀のために琴を弾いている姿ではないかということです。
そんな珍しい埴輪がここ福津市の古墳から出土していたとは驚きです。

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