Alkes⑰(最終) 彗星は天浮橋あめのうきはしの物語

暗黒の宇宙の彼方から白一条の彗星が大地に近づく。祖先はその白い光が地上の生命の源であったと信じてきた。天孫降臨の天浮橋(あめのうきはし)の物語はまさにその描写に外ならなかった。 (『儺の國の星拾遺』 p.50)  彗星や...

Alkes⑮ 祖先は彗星が生命の源であったと信じてきた

 彗星は生命の源と考えられていたそうです。  『儺の國の星』『儺の國の星拾遺』より該当部分を引用します。  暗黒の宇宙の彼方から白一条の彗星が大地に近づく。祖先はその白い光が地上の生命の源であったと信じてきた。天孫降臨の...

Alkes⑪ 彗星の間隔七十六歳 太陰暦を太陽暦に調節する時間的領域の限界であった(付:カリポス周期)

 胡人は彗星を鳳凰にたとえた。その間隔七十六歳、太陰暦を太陽暦に調節する時間的領域の限界であった。彗星は宇宙空間の 度合どあい、即ち五星に配置如何によって必ずしも七十六歳の原則に従わない。その早晩を見て胡人は次の来たるべ...

BC2305年のハレー彗星軌跡

Alkes⑩ 続・翼は宇宙の彼方から飛来する彗星の門であった

前記事の続きです。  二十八宿の一つである「 翼よく」が「彗星の門」であることについて考えています。   翼よくの方向に見える彗星は、話の流れからほぼハレー彗星と考えられます。    次の図は、『儺の國の星拾遺』に引用さ...

BC2305年の ハレー彗星

Alkes⑨ 翼は宇宙の彼方から飛来する彗星の門であった

 二十八宿の「翼」には「万民の事始め」というイメージが付随していました。  それは彗星が関係しているところから来ていました。  彗星と関係していることがなぜ「事始め」になるのでしょうか。  中国の歴史書『竹書紀年』から引...

二十八宿の一つ 翼

Alkes⑧ 北辰妙見信仰以前はすべて翼が万民の事始め

 コップ座のアルケスは中国式星座二十八宿の一つ「翼」を構成する星でもあります。    『儺の國の星拾遺』によれば、北辰妙見信仰以前はこの「翼」が万民の事始めの星だったとのこと。 北辰妙見が生命の始元という信仰が現れる以前...

コップ座と二十八宿の翼が重なっている様子

Alkes⑦ 二十八宿「翼」を構成する星の一つである

 夜空の星々は様々な国でいろいろな見方をされています。  西洋でコップ座アルケスとされる星は、中国では二十八宿の一つ、「翼」を構成する星となります。  西洋式星座と中国式星座の重なりがわかるよう、図にしました。  下図の...

日吉神社の楊梅

Alkes⑥ 柞星ははそのほし そして市ノ瀬日吉神社のははその木

 コップ座アルケスの別名に「柞星ははそのほし」がありました。  Alkes③でも少し触れたように、「 柞ははそ」とは一般的にはコナラや近似種のクヌギ・ミズナラの事だそうですが、『儺の國の星拾遺』には別のことが書かれていま...