雪の日に久留米方面へ出かけました。
通り道だったので、鳥栖市の養父八幡神社に立ち寄りました。
平成30年に建て直された社殿はピカピカです。
今回初めて気づいたのですが、珍しい事に八幡の〝まん〟の字が弓偏でした。(フォントがないので〝幡〟で代用しています。)
境内の再建碑によると、以前の社殿は1858年に建てられたものだったそう。
160年も前の建物だったのですね。屋根はトタンや瓦で覆われていましたが、その下が檜皮(杮?)で葺かれていたような雰囲気があって好きでした。
この神社は、千栗八幡宮の鬼門の守りであり、千栗八幡宮の創祀者壬生春成の住居跡と伝えられているそうです。
以前は「養父郡衙」と題されていましたが、こちらも「養父八幡神社と壬生春成」に変わっており、内容も一新されていました。
境内にある「壬生春成君碑」という漢文で書かれた碑は何だろうと思っていましたが、説明板が新しくなったおかげで疑問が解決してすっきり。
亀井昭陽が神社の縁起を書いたものだったのですね。
なんとなく唐宋文の雰囲気あるなあと思ったのも道理です。
けれどもう一つあった疑問、〝境内社に祀られているのはどなたか?〟は今回もわかりませんでした。
〝若宮大明神〟と読めない事もないけれど。
まあ追々追究していきたいと思います。
境内からは塩塚古墳がよく見えました。