朝倉方面に出かけました。
もう日暮れ時でしたがちょっとだけ寄り道。
朝倉市荷原にある美奈宜神社です。
黒田藩家老だった黒田一成お手植えと伝わる銀杏があります。
日没間近だったので光の具合があまり良くありませんが、きれいに色づいていました。
もみじの紅葉もきれいでした。
近くの清岩禅寺も紅葉の名所で、三奈木は穴場だと思っています。
参道を進んでいると、足元の石段に盃状穴がありました。
あちこちにポコポコ穴が空いています。
ここには何度も来ているのに、今まで全然気づいていませんでした。
狛犬や燈籠には見当たらなかったので、どうやら参道の石段にあいているパターンのようです。
暗くなってきたので急ぎ足で参拝。
ささっと気になる摂社だけ撮りました。
立派な鳥居がある宮地嶽神社。
池の所にある祠群。田神様だそうです。
この辺りの地区ごとの田神様がいらっしゃるのだとか。
元々ここにあったのか、各地に祭られていたのが集められたのかわかりませんが、一帯に田神信仰があることがうかがえます。
そういえば、佐田大神=田神様説をおっしゃる方がいらしたのを思い出しました。
安心院→朝倉市佐田→比叡と移動したのだとか。
(とすると、佐田大神→大山咋となり、なんだか話がおかしくなりますが。)
確かに美奈宜神社のそばには佐田川が流れていて、「佐田」に縁があると言えばいえますね。
佐田大神は置いておいても、古い土地柄であることは間違いなさそうです。