唐津市七山にある賀茂神社。
合祀された神社の鳥居でしょうか、いろいろな社号の鳥居がありました。
最初の鳥居は賀茂神社。
次は黒男宮。
木々の間を進みます。
現れたのは白山宮。
そして又登ります。
(初?)瀬宮の鳥居。
最初の文字が笹に隠れてはっきりとは読めませんでした。
近くに長谷寺があったと聞いていますので、初瀬と読みました。
本殿前の鳥居は賀茂別雷神社。
神社の由緒。
神紋は山城上賀茂神社と同じ二葉葵(花付き)。
この神社自体は中世に勧請されたものですが、景行天皇も来たという伝承があります。
近くに鳴神(雷のこと)という地名もあり、独立した台地のような場所でした。
砦にはもってこいだと思いました。
「ななのゆ」という温泉があります。
温泉あるところ鉱物資源あり、なので古代はそう言う場所だったのかもしれませんね。
七山は三つの川が合流している地点でもあり、最終的に玉島川となって海に注いでいます。
水運の要衝だったと感じました。
神功皇后伝説もあります。
ここなのかはわかりませんが、京都の葵祭は天智天皇が脊振の賀茂神社の祭りを移したものという伝承もあり、主だった人はだいたい来ている感じです。
清和天皇が全国に48カ所賀茂神社を勧請したうちの一社だとも伝わっているそうです。
賀茂神社から見ると、シミュレーションでは2月下旬に鏡山に日が沈むようです。
(現在の暦では。)
三ツ瀬からここに来る途中にも鏡神社がありました。
北山ダム~玉島川沿いは古い古い土地のようです。