福岡県嘉穂郡
鳥居の神額。
鬼板。
鬼板の紋は梅です。
ところが祭神は少彦名神。
『福岡県神社誌』より引用します。
村社 天神社 嘉穂郡桂川村大字内山田字宮上
祭神 少彦名神
由緒 不詳明治五年十一月三日村社に被定
例祭日 十月十九日(以下略)
梅紋で天神社なら菅原道真を祀っているのが普通ですが、こちらは違っています。
この町には老松宮を名乗りながら大国主を祀る神社もいくつかあり、少彦名神がいらっしゃることもその流れかなと思います。
社殿には立派な鳳凰と龍が彫られていました。
鳳凰を拡大。
鶴も。
境内社の様子。
境内社の紋が気になりました。
三つ蔓柏に見えます。
そうであれば、七福神の恵比寿様の紋です。
境内の祠は七福神かもしれませんね。
ふと、天神社は田神社の書き換えではないかと思いました。
そう思った神社が近くにありますので次回紹介します。
(あるいは「天神」ではなく、「天」を祭る神社かも。)